金属ばね製造技能検定④
薄板ばね製造技能検定2級 実技試験 切断作業①
治工具の確認:ガイドプレート小、切り型パンチ、切り型ダイ、シャンク、クランプ、(ガイドプレート大①、ガイドプレート大②、ブロック)、レンチ、スパナ、ブロック、(六角ナット、平座金、Tナット、ボルト)
エキセンプレス:金型を取り付ける上下面をきれいにする。
シャンクにパンチを仮固定する。ネジ二つに収まるように入れる。
エキセンプレスにシャンクを仮固定する。指でエキセンのネジを回し軽く固定
エキセンのテーブルに切り型ダイを置く。エキセンのハンドルを回しダイの上にパンチを下す。パンチとダイを段差でくっつけて左右に回しエキセンのテーブルとダイの平行を調整する。
目的:シャンクをエキセンの正面にセットしたい
ダイにパンチをドン突きにして、エキセンとシャンクを固定する。押し込んだときにネジを緩めてから締め直す。エキセン上面、シャンク、パンチを密着させた状態で締める。
ダイでパンチを迎えに行って、エキセンのハンドルを下す。ダイにパンチ先端が入ったまま
ダイの切断穴にパンチの方を入れるとチッピングの可能性があるため
ダイとパンチの切断位置を密着させるように押す。またパンチの左右に隙間を作る。
切り型ダイの切断面のみに力を集約させて材料の切断を行いたいため角の接触は避ける。
左側をクランプ等で固定する。ブロックは20.5を使用
右側のガイドプレート小、クランプ等をセットして仮固定する。ブロックは23.0を使用
61.7の長さをガイドプレート大①②、スキマゲージ、ブロックで寸法セットを作成する。
デジタルノギスを広げて、61.70の位置でZERO/ABSを押して、測定すると瞬時に必要なスキマゲージが分かる。
ガイドプレート小とパンチ前面の間に61.7の寸法セットを入れる。ガイドをパンチ側へ真っ直ぐに押して右側のクランプ等を固定する。ブロックが簡単に取り出せないぐらい
寸法セットの取り出しには細心の注意を払い、動かないように固定しながらエキセンのハンドルを回しパンチを引き抜く。
次回 61.7の加工に入ります。
※10年前🐞が受験したときの作業方法です。2024年の新しい作業方法があると思うので、こちらは参考程度にお願いします。
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