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2024.11.22

社長ブログ2411

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2024年もあと1か月ちょっとを残すところとなりましたが、皆さんの今年一番アツかったニュースはなんでしょうか?

私はジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡関連のニュースがとても印象に残っています。これまで宇宙について考えられていた仮説が次々と覆るような大発見の連続で、宇宙のことが分かったというよりはさらに謎が深まった気がします。

ちなみにジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡とは、1990年に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡の次世代型で、2021年に打ち上げられました。大きな違いとしては、ハッブル宇宙望遠鏡は人間の目で見える可視光線を観測するのに対して、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は赤外線を観測する構造となっています。また、ハッブル宇宙望遠鏡に比べて地球より離れた位置に設置しているため、ノイズの少ないより鮮明な画像を捉えることができます。

(余談ですが建造に100億ドルかかったそうです。)

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡2022年から観測史上最古の銀河を発見したり、これまで予想されていた宇宙が生成されるモデルを覆す観測結果を残してきました。

今年に入ってからの最古のブラックホールの発見(しかも予想より大きすぎる)や、あり得ないサイズの巨大銀河など、さまざまな発見がありました。

個人的には、高度な知的生命体が宇宙に存在するとして、膨大なエネルギーを恒星から取り出すために建造されているのではないか、と予想されている「ダイソン球」が発見されるかどうかが非常に気になっています。果たしてこの宇宙に知的生命体は我々人類しか存在しないのか、それとも無数に存在はするものの、恒星間航行の実現が不可能なのか、それともお互いに知られないように隠れているだけなのか、ロマンを感じますね。