順送プレス

金型設計から順送及び単発でのプレス加工・低温焼鈍・脱脂洗浄・表面処理・組立・梱包・出荷までの一貫したモノづくりが可能です!
(※一定サイズ以上の金型や、表面処理等は協力工場にて対応します)
薄板バネの生産で培ったプレス金型・加工技術で、あらゆる材質や形状に対応致します!
対応板厚:t 0.05~3.2程度迄

対応素材

バネ用ステンレス鋼(SUS301CSP,SUS304CSP, NSS431DP-2)、ステンレス鋼(SUS301,SUS304, SUS430,SUS631)、チタン銅、リン青銅(C5111, C5191,C5210,C5240)銅合金(EFTEC-64T, SnEFTEC3S)、黄銅(C2600,C2680,C2801)、 アルミ・アルミ合金(A1050,A1070,A1100, A5052)、SAE1060A、SAE1066A、BT60、EGS、 LGP、SECC、NS-S15、PSM2、S45C、 S50C、S55C、S60C、S63C、SGCC、SK5、SPCC、 SPHC、SPTE、ZAM、リボン、ジンコート、 C1100、C1020、C1220、C1720、C1741、YCUT(M)、 各種メッキ材、カラー鋼板、その他各種材料

マルチフォーミング

宮川バネでは、マルチフォーミング機を用いた板バネ、線バネ加工を行っています。40年以上、マルチフォーミングの加工に携わり、この技術を基にお客様に喜ばれる製品をお届けしています。
また、設備の更新も随時行い、小型機~大型機とラインナップを豊富に取り揃えお客様の要望にお応えできる体制を整えています。

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マルチフォーミングの特徴

歩留りが良い

マルチフォーミングでは、材料幅を製品幅として使用できます。
⇒歩留りが良くなり、材料費を抑える事ができる。

複雑な形状を加工

周囲360°方向から加工できます。
⇒しごき曲げを避ける事が出来るため、傷がつきにくく、
曲げのバラつきが少ない。
⇒円形やS字のような複雑な形状の加工が行いやすい。

複合加工

⇒アタッチメントを取り付けることで 溶接、タップ、カシメといった複合加工も可能になる。

マルチフォーミングで用いる金型

⇒社内で製作を行います。
金型部品の一部を標準化しているため、金型費を抑える事ができる。

CNCベンダー

宮川バネでは、CNCワイヤーベンダーを2台で100種類近く多品種少量生産をしております。

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CNCワイヤーベンダーの特徴

加工ツール自社製作

⇒ イニシャルコストが安い細やかな設計変更にも柔軟対応可能

線径 φ3.0 ~ φ8.0まで対応可能(SWM,SWO-A,B,SUS)

多品種少量生産にも対応

3次元 立体加工

⇒ 材料矯正から切断まで連続加工

自動車関係・雑貨等 幅広く対応可能

24時間無人加工

その他の線加工

マルチフォーミング゙での線加工、また多数の協力工場とのネットワークであらゆる材質・種類の線加工品も供給させて頂きます。
最終ご指定荷姿梱包までお引き受けさせて頂きます。

設備紹介

機械装置名 メーカー・形式 能力 台数
順送プレス アイダ 200トンリンク NC-1 1
門型サーボプレス アイダ 110トン 1
順送プレス アイダ 80トン 1
順送プレス アイダ、コマツ 45トン 2
単発プレス ワシノ等 20トン~45トン 5
マルチフォーミング ティーエスプレシジョン株式会社 RF-60 1
マルチフォーミング 帝人製機 ZUB200 8
マルチフォーミング 帝人製機 ZUB200-15 2
マルチフォーミング 帝人製機 ZUB HS-100 1
マルチフォーミング オットビラ- RM35 8
マルチフォーミング オットビラ- GRM50 2
CNCワイヤーベンダー タイヘイ製CNC-608H 軟線3~8φ、硬線3~6φ 2
ワイヤフォーミング 板屋製作所 RFZUB GRM RF 能力 AX20 1
ワイヤカット 西部等 500×350 2
型彫放電加工機 三菱 250×300 1
マシニングセンタ 紀和 300×600 1
平面研削盤 okamoto 600×400 2
成型研削盤 okamoto 315×110 2
プロファイル研磨機 ワシノ GS-180A 1
炭化水素洗浄機 アクト・ファイブ 2

バネQ&A

バネについて何かお知りになりたいことがございましたら、下記をご覧頂き、それでも分からない場合はメール等でご質問ください。
分かることはすぐに、わからないことは調べてご回答させていただきたいと思います。

ばねの種類にはどのようなものがありますか?

1) 圧縮コイルバネ

バネは、私たちの身の回りでたくさん使用されており、形も働きも無数にあるといって過言ではありません。
その主なものをご紹介しましょう。
第一回は「圧縮コイルバネの仲間」編です。最もポピュラーなバネです。特に最近は高シリコン・クロム系材料を、窒化処理をすることにより、究極の高強度バネ(主に自動車のバルブSPやクラッチバネ)等も作られています。ただ、自動車のバルブSPはニューマチック(エアスプリング)化なども進んでいます。
また電子基板検査用などでは、バネの外径が0.1mm程度の極細バネも製作されています。意外に奥の深い形状といえます。荷重は、同じ外形であれば線径が大きくなるか,材料の引っ張り強度が上がれば高くなり、コイル径、巻き数が大きくなれば低くなります。

2) 角線(断面)バネ圧縮コイルバネ

圧縮コイルバネの材料に、角線を使用したものです。
同じ大きさであれば○断面のバネより高い荷重を得ることが出来ます。
ただし材料が専用材となり、加工工程も難しくなりますので、高価となる傾向があります。材料断面形状が扁平であるもの (コイル径方向の長さが、バネ高さ方向の長さより大きいもの)はバネとしては製作されません。

3) 円錐コイルバネ

バネが相手物に干渉する場合、密着高さを出来るだけ低くしたい場合(図のバネでは圧縮時、線同士が干渉しますのでこのメリットはありません)、 荷重変化を初期は低く、後半は高くしたい場合等に採用されます。
また、加工も専用芯金を使用したり、NCマシンでの加工となるため、やや高価になります。同様に、荷重特性が直線的でない形状(たわませるほど荷重が急角度で高くなる)形状には、以下のようなものがあります。また非常に特殊な例としては、線径を変化させるテーパコイルバネのようなものもあります。

4) バネの端末形状

圧縮コイルバネの違いには上記のほかに、
端末形状の違いがあります。( 圧縮コイルバネの端末形状 )

※掲載の図は日本ばね工業会「ばねの体系的分類」より引用しています。