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2024.11.25

金属ばね製造技能検定⑤

金属ばね製造技能検定⑤

薄板ばね製造技能検定2級 実技試験 切断作業①と②

切断する材料をセットできるブロック20.5をガイドプレートに置く。

材料切断前にエキセンを回してみよう。半回転程度で切断ができるように練習

材料のバリを下丸穴の方を切り型ダイに向けて置く。ガイドの後ろに材料を平行に当てながらハンドルを回し切断する。材料を固定する際は手指をパンチに近づけすぎない。

切断した材料の寸法を測定する。狙い通りの寸法となっていたらサンプル材料をあと6枚加工する。

切断用とV曲げ用1枚、半R曲げ用と最終R曲げ用1枚と各工程1回は練習できます。材料10枚すべてを加工してもよいですが、制限時間50分なので自分の最小加工数量を決めましょう。

パンチを下しダイに入れておく。右側のクランプ等を緩めてガイドプレート小の固定を外します。

58.8の長さをガイドプレート大①、V曲げパンチ、スキマゲージ、ブロックで寸法セットを作成する。

ガイドプレート小とパンチ前面の間に58.8の寸法セットを入れる。ガイドをパンチ側へ真っ直ぐに押して右側のクランプ等を固定する。ブロックが簡単に取り出せないぐらい

寸法セットの取り出しには細心の注意を払い、動かないように固定しながらエキセンのハンドルを回しパンチを引き抜く。

実技試験 切断②

61.7切断①と同じくガイドプレート下にブロックを置く。材料のバリを下丸穴の方をガイドプレートに向けて置く。ガイドの後ろに材料を平行に当てながらハンドルを回し切断する。材料を固定する際は手指をパンチに近づけすぎない。

切断した材料の寸法を測定する。狙い通りの寸法となっていたらサンプル材料をあと6枚加工する。

狙い寸法の最も近い値の材料を試験提出用に厳選する。遠い寸法ほど練習用となる。

次回 V曲げの段替えに入ります。

次は 金属ばね製造技能検定⑥ です。

※10年前🐞が受験したときの作業方法です。2024年の新しい作業方法があると思うので、こちらは参考程度にお願いします。

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