ばね技能検定講習会　受験の心構えとアドバイス

10年前の2014年に薄板ばね製造技能検定2級を受験したときの、講習会で指導員の体験談を聞いてやる気が出ました。以下体験談を抜粋して紹介します。

みなさん、ご苦労様です。休日のところ中々大変やと思います。みなさんたぶん、やらされ感で来てる人もいると思います。これを取らんと給料が上がらない、昇進できひんだとかというふうに会社でカリキュラムが決められているなど。私も最初はそうでした。そしてとりあえず薄板ばねの2級を取りました。もう2級あったらいいやろと思ってたんやけど”1級も取れ！”とお達しが出まして、最近私もそちらに座る側で講習を受けました。

その中で私の会社には社内講師がいて、いろいろローテーションでやってくのに一人でやっておられたので、大変やという形で、その社内講師の代わりに私が引き継ぐことになったんですけども、はっきりいってやらされ感満載でした。

しかしこの会場に来てから気持ちが変わりました。なぜならば同業者の方もおられますし、ばね業界という狭い業界、はっきりいってマニアックな業界ですよね。そういう形でそういう仲間が、今でもこんだけズラーと、この西部地区でも毎年毎年来られている。僕もこんなんやってられへんと、今までと同じことやっとってもあかんわっちゅう形で気持ち入れ替えて気合が入ったことを覚えています。

でね何回も言ってるんですけど実技は練習するしかないんですよ。ほんでね教えられて、教えられてマニュアルみたいにやるもんでもないんですよ。自分でまたそれをアレンジしていく。やりやすいように変えていく。より確実なものを目指していくスキル。自分のためのスキル向上にもなると思います。

これをまたみなさんが合格されて、次は後輩だとか同志に教えてあげてほしいんですよ。その方が絶対いいですから身近に講師がおられたら、やっぱり級職持ってる、やっぱり国家試験ですから、やっぱり。2級であれば、その都道府県知事の賞状がもらえますし、1級の場合は今の厚生労働大臣でしたよね。とりあえず練習してください。

練習すればするほど欲が出てしまうんですよ。始めビギナーズラックみたいに上手くいくんですよ。あ～余裕やと思って慣れていったら、もうちょっと寸法もセンターを狙いたいだとか、もっとこう欲が出てきますから、せやけど最終的に寸法が入っとったらいいんですよ。上限でも下限でも、とにかく寸法に入れたらええちゅうことで思といてください。

以上の体験談を聞いてやる気になり、目に炎が宿りました。

金属ばね製造技能検定③は↓こちらです。
https://m-b-k.co.jp/archives/blog/%e9%87%91%e5%b1%9e%e3%81%b0%e3%81%ad%e8%a3%bd%e9%80%a0%e6%8a%80%e8%83%bd%e6%a4%9c%e5%ae%9a%e2%91%a2

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