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2024.12.16

金属ばね製造技能検定⑩

金属ばね製造技能検定⑩

薄板ばね製造技能検定2級 実技試験 最終R曲げ段替え&加工

左側のクランプ等以外の治具を外す。

治工具の確認:ガイドプレート小、ガイドプレート大①、(ブロック、スキマゲージ)、クランプ、ブロック、(六角ナット、平座金、Tナット、ボルト)、スパナ

右側のセットして仮固定する。ガイドプレート大①の取付け方向に注意。クランプは斜めにセット。ブロックは23.0を使用

14.0の寸法セットを作成する。ブロックとスキマゲージ

ガイドプレート大①とR曲げパンチ前面に14.0の寸法セットを入れる。ガイドをパンチ側へ真っ直ぐに押して右側のクランプ等を固定する。ブロックが簡単に取り出せないぐらい

寸法セットの取り出しには細心の注意を払い、動かないように固定しながらエキセンのハンドルを回しパンチを引き抜く。

材料のバリ下、V曲げした方をガイド側に向けてR曲げダイの上に置く。材料を平行にガイドプレートに引き当て、パンチの側面に材料を当てて、パンチの丸ピンを材料に当てて固定する。固定できたら指を離す。(言い方難しい、分かりにくい)

最初の1発目を強くドン突きする。

エキセンハンドルを小刻みに動かしスライドを上下させR曲げ加工していく。

材料を指で支えて少しずつ奥へ押していく⁉

R曲げ加工しながらパンチ側面に材料を当てて直角も出していく。

パンチ奥まで指で材料を押して、半R曲げと穴が当たってから、さらにカスカスカスカス!と追い込む!

丸ピンを引き抜きサンプルを取り出す。最終R曲げ工程完了です。

これで加工が終わったぁーーーーーと思ったら、まだ終わらない。

次回 手修正加工と寸法測定です。

次は 金属ばね製造技能検定⑪ です。

※10年前🐞が受験したときの作業方法です。2024年の新しい作業方法があると思うので、こちらは参考程度にお願いします。

🐞