記事一覧に戻る
2024.12.23

金属ばね製造技能検定⑫

金属ばね製造技能検定⑫

薄板ばね製造技能検定2級 実技試験 図面に基づく模型の作成 

ハサミ、スケール、銅板、方眼紙を用意する。

問題用紙の内容を理解する。緊張で頭まっ白になってるから

方眼紙に展開図を書き込む。全体の寸法を計算して、どこで曲げるか点線を書いておく。

展開図をハサミで切り取る。

切り取った展開図で銅板をハサミで切り取る。

展開図の点線に沿って曲げる。「図面に基づく模型の作成」の説明終わります。以下経験談です。

その他 フォーミングマシンの問題とかあります。

切り型ダイが大幅に低すぎる”治具ガチャ”を引いてしまった場合、このまま作業しても構わない人は無視してください。エキセンの金型固定がある程度平行でないと納得できない人へ攻略情報を教えます。

材料を何枚か使用して補填することで、平行にクランプ固定できます。もちろん使用した材料は加工できないので、試験サンプル5個の作成で練習できる枚数が限られています。

試験中、予想できないトラブルに差し掛かってもあきらめずに、その場でなんとかしてください。だめだ!もう無理ィィィ今年はあきらめよう!思うときあります。試験は1年に1回です。試験会場に今まで努力したことを持ち帰らず置いていきましょう。

なんとか年末までに薄板ばねの方の話を乗せ切れましたので、来年からはもう一つのばね検定「線ばね」のことを書いていきます。このブログはばね製造に関わっている同業者しか見てないと思います。今年も1年間たくさんのばね生産お疲れ様でした。来年もよろしくお願いします🐞

次回 線ばね製造技能検定

※10年前🐞が受験したときの作業方法です。2024年の新しい作業方法があると思うので、こちらは参考程度にお願いします。

🐞