社長ブログ260116「適当にいい感じでよろしく」
あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いいたします。
本年度最初のブログは、まったく正月と関係ありませんが「適当にいい感じでよろしく」の話をしたいと思います。
人に指示を出すことは管理職にとっての非常に重要な業務ですが、その際は「何を」「いつまでに」「どこまで」という期待する結果を明確にすることが大切です。それをサボって「適当にいい感じでよろしく」などという指示をすることは管理職として言語道断である、というのが最近の風潮だと思います。
例を挙げると、「この資料を人数分用意しといて」という指示は良くないです。期待する結果に繋がらない可能性があります。「私の分も必要だった」とか、「白黒じゃなくてカラーコピーしてほしかった」とか、「ホッチキスに止めてテーブルに並べてほしかった」みたいなことになりがちです。「この資料を20人分、カラーでホッチキス止めしてテーブルにセッティングしておいて」という正確な指示が必要です。とはいえ長く一緒に働いていれば、「適当にいい感じでよろしく」で分かって欲しいなあ、というのも人情としてはありますよね。
少し話は変わるのですが、最近ブラウザ上で動くサービスの使い勝手が悪いとか機能が足りないなと感じたときに、Tampermonkeyという拡張機能を使って改善するために、生成AIにJavaScriptを書いてもらったりしています。
それで気づいたのですが、AIにプログラムを書いてもらう時、初めてプログラムを組む時は「何をしたいか」ということを明確に指示しないと期待通りにはならないのですが、一回できたプログラムに対して「もうちょっといい感じに改善して」みたいな雑指示を出すと、見事に使い勝手や見た目の部分などをこちらの意図を組んで改善してくれます。自分でどう改善したらいいか考えるよりも洗練された案を出してきたりします。
これに気づいた時に、指示を出すという業務がこんなに楽に済むのかとちょっと感動しました。人間同士ではなかなか通じない「いい感じ」がAIには通じるんです。たぶん、「いい感じ」というのは常識とか最大公約数的な概念なので、大量のデータからそれっぽい答えを出してくるAIとはかなり相性の良い概念なのでしょう。「いい加減な指示でも通じる」というニーズの存在に気付いたできごとでした。
というわけで、今年もいい感じでよろしくお願いします。

