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2024.08.20

社長ブログ2408

社長ブログ2408

ここまでの自分のブログを見直すと好きなサブカルコンテンツ発表ドラゴンみたいになっていましたので、ちょっと趣向を変えたいと思います。

化石が好きです。というか古生物が好きです。

子どもの頃は恐竜が好きで図鑑を擦り切れるほど読んでいましたが、最近は恐竜が登場する以前の生き物が一番好きです。恐竜が初めて登場するのが三畳紀ですが、それより昔の年代の生き物が非常に面白くて興味がありますね。ペルム紀から遡ってカンブリア紀、そしてさらにそれより手前のエディアカラ紀と様々な生き物がいますが、特に最近熱いのがエディアカラ紀ですね。

古生代で最も有名なのはカンブリア紀だと思いますが、カンブリア紀も確かに良いです。アノマロカリスやオパビニア、ハルキゲニアなど、現生種とかけ離れたフォルムが最高にかっこいいですよね。ちなみに私のスマホの待ち受け画面もかれこれ10年くらいオパビニアの化石の画像です。

このカンブリア紀に生まれた動物は一見、現生種とかけ離れた形に見えますが、実は共通性も多くみられます。例えば多くの動物の体の構造は左右対称になっていて、むしろ左右対称でない動物を探す方が難しいくらいです。例外を探すと、例えばナマコやヒトデ、クラゲ、ウニなどの一部の生物が左右対称ではなく放射状の形をしています。そう考えると棘皮動物は本当にいいですね、推せます。

ですがほとんどの生き物は左右対称で、この傾向はカンブリア紀から現代まで変わっていません。

ところが、エディアカラ紀の動物はそうではないらしいんですね。諸説ありますが、エディアカラ生物の中でも有名なディッキンソニア、トリブラキディウムなどはこのルールから逸脱しており、現生種とはまったく隔絶した種であるという説もあります。真偽はまだ分かりませんが、ロマンを感じます。時代が古い上に軟体動物ばかりで化石が残りにくいためなかなか詳しいことが分からない時代ですが、私が生きている間にもっと調査が進んでくれるといいですね。

ちなみに恐竜の中ではアロサウルスが一番好きです。アロサウルス・フラギリスという学名もかっこいいし、体のバランスもスマートで見惚れてしまいますね。ティラノサウルスはちょっと手足のバランス悪くないですか?