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2024.07.22

社長ブログ2407♪

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今回は音楽の話を書きます。

歳をとると昔の曲しか聴かなくなるとよく言いますが、皆さんはどうでしょうか?私はクラシックとギター音楽、あと1960~2000年くらいまでの洋楽、邦楽(特にBeatlesとかスピッツ、サニーデイ・サービスなんかが好きでした)を広く浅く聴いていましたが、2000年以降の音楽には好きなアーティストの新曲含めてあまり関心がなくなっていて、熱心に追いかけていませんでした。

ところが最近になって、Youtubeで若いアーティストの曲を聴くようになったんですが、とんでもない天才が沢山生まれていますね。最近かなりハマっています。

例えばなとりさんの『Overdose』。
低音ボイスとイントロのボーカルチョップがカッコよすぎる。
歌詞も19歳で書いたとは思えないほどの完成度ですよね。私が19歳の時にはパワフルプロ野球のことしか考えていませんでした。

それから原口沙輔さんの『人マニア』。
こちらはボーカロイドを使用した曲、いわゆるボカロ曲ですが、グルーヴ感のあるイントロとセンスの塊のようなMVが魅力的です。サンプリングもかなり遊び心があって前衛的な音楽にも関わらず、youtubeで3000万再生を超える人気曲になっています。これだけ尖った曲が人気になるというのもなかなか凄いですね。原口さんも発表当時19歳で、その以前から10代のプロミュージシャンとして活躍されていたそうです。

あと崎山蒼志さん『五月雨』。
こちらは2018年にリリースとやや古い曲ではあるんですが、当時高校生だった崎山さんが14歳の時に作った曲だそうです。フォークソング風の曲ですがカッティングが鋭くてやたらにカッコいい。これも中学生が書いた歌詞とは思えないような暗喩を多用した素晴らしい歌詞になっています。

他にも色々聴いていますが、とにかく若いアーティストの活躍が目覚ましいと思います。他の分野を見ても、藤井聡太さんや大谷翔平選手など、才能溢れる、人間性も成熟した若者が活躍しているのは本当に嬉しいですね。

あまり本筋と関係ありませんが、最後にyoutubeで聞けるおすすめのギター音楽をご紹介して終わりたいと思います。

Paco De Lucia – Tico Tico … スペイン出身のフラメンコギタリスト「パコ・デ・ルシア」の若いころの演奏で、ブラジル音楽の『Tico Tico』という曲の演奏です。コミカルでエキゾチックな曲調ですが、後半になるにつれて演奏スピードが恐ろしく早くなり、この曲の全く新しい表情が顔を見せます。

大萩康司/デ・ラ・ルンバ・ソン(E.マルティン) … 日本人のギタリスト大萩康司さんの演奏する、キューバの楽曲です。キューバ音楽はブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ等で日本人にも馴染みが深く、私もかなり好きなジャンルですが現代的なギター曲にも素晴らしいものがありますね。

村治佳織 – 主よ、人の望みの喜びよ … こちらも日本人のギタリスト村治佳織さんによるバッハの宗教音楽のギターアレンジの演奏です。他にもクラシック曲のギターアレンジを多く演奏されていますが、この曲は特に良いですね。ちなみに大萩康司さんも村治佳織さんも私と同じく1978年生まれということもあり、個人的にもとても応援してます。