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2026.07.07

社長ブログ202607 「どうなる、初任給!?」

社長ブログ202607 「どうなる、初任給!?」

物価が高いですね。特に食品など買うときに実感します。

私が大学生の頃はデフレ期だったので、例えば牛丼なら一杯280円、ハンバーガーは一番安い時で68円など、今では考えられないような値段で手に入りました。さすがにハンバーガーは安すぎですが、牛丼だと今で480円くらいなので、1.7倍くらいですね

ガソリンも100円前後だったので、同じくらいの増加率です。

実際の消費者物価指数で言えば2000年と比較すると15%くらいの伸びなので、実際はそこまでではないのですが、食品やエネルギーなど、生活必需品の値上がり幅が大きいので、指数以上の物価高を感じます。

それに対して、大卒の初任給の推移がどうなっているかというと、2000年ごろにはだいたい20万円くらいでした。それが27卒だと23.4万円ほどになっているので、これも15%ほどの伸びとなっています。つまり、指数でみると追いついているように見えますが、生活の実感としてはどんどん苦しくなっている、というのが実際ですね。しかも、今回のイラン戦争でさらにエネルギー価格も高騰しているので、ここからさらに物価上昇が襲ってきそうです。

企業からすると、初任給を増やすのはかなり大変です。何故かと言えば、初任給を増やすということは、今いる社員全員の賃金もその分スライドさせないといけないからです。社員40人の会社で初任給を1万円上げると、毎月1万円ではなく、40万円の出費増、年間で480万円の利益を圧迫することになるからですね。ところがそこから社会保険料と税金が課せられるので企業の負担はさらに+1500円程度、労働者には8000円ほどの手取り増にしかなりません。中小企業にはかなり厳しい負担です。

宮川バネでは社員の生活を守るために、2030年までに10%の賃金増という計画を立てて現在遂行中ですが、やってみるとなかなか厳しく、企業の総合力が問われる課題です。皆さんも就活の際に今の初任給だけを見るのではなく、これからその会社がどのような計画で賃上げを進めていくつもりなのかという観点も大事になりそうですね。この賃上げに対応できるかどうかは、企業の将来性においてかなり明暗が別れそうな課題だと思います。

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