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2025.01.17

社長ブログ202501⛄

社長ブログ202501⛄

あけましておめでとうございます。

本年も何卒よろしくお願いいたします。

面接対策②

さて、前回は面接対策について書いたのですが、今回は第二回を書きたいと思います。

模擬面接などでよく学生さんから質問を受ける内容として、「〇〇のようなことは言ってもいいのでしょうか?」というものがあります。〇〇の中身は色々です。福利厚生とか、職種の希望とか、社内の雰囲気のことなど、気になることが色々あるようですが、私はいつもこう答えています。

「自分が本当に聞きたいと思っていることなら聞きましょう。もしそれを聞かれて嫌がる会社なら、そもそもあなたには合わない会社だと思いますので、落とされた方がいいです」

面接は企業が求職者を選ぶ場でもあるわけですが、求職者が企業を選ぶ場でもあるので、自分が大切にしていることや価値観などが共有できるかは、このような質問を通じて確認したほうがいいです。

ただ、聞き方を工夫することで、同じ内容の質問でも企業側の印象を大きくコントロールできると思っています。例えば「福利厚生はどんなものがありますか?」と聞かれることがよくありますが、この聞き方だと面接官にとっては質問の真意を測りづらく、「会社は私に何をしてくれるの?」と聞かれているように受け取られかねません。あまりいい印象を与える質問の仕方ではないと思います。

なので、聞き方一つにしても、「私は就職してからもスポーツを続けたいと思っていますので、練習や遠征で特定の日にどうしても休みを取りたいのですが、可能でしょうか?」だとか、「〇〇の資格を取るための勉強をしたいので、時間を作るために会社の近くに住みたいのですが、住宅補助はありますか?」など、自己アピールを絡めて質問の意図を明確にして聞くと良いと思います。

つまり、大事なことを相手からの印象を気にして質問しないのではなく、なるべくいい印象を与えられるような質問をする、というのがいいと思います。これも面接だけでなく、働くうえでも重要なテクニックだと思います。