バネ Q&A

バネについて何かお知りになりたいことがございましたら、下記をご覧頂き、
それでも分からない場合はメール等でご質問ください。
分かることはすぐに、わからないことは調べてご回答させていただきたいと思います。
1. ばねの種類にはどのようなものがありますか?
  1) 圧縮コイルバネ

バネは、私たちの身の回りでたくさん使用されており、形も働きも無数にあるといって過言ではありません。その主なものをご紹介しましょう。
第一回は「圧縮コイルバネの仲間」編です。最もポピュラーなバネです。特に最近は高シリコン・クロム系材料を、窒化処理をすることにより、究極の高強度バネ(主に自動車のバルブSPやクラッチバネ)等も作られています。ただ、自動車のバルブSPはニューマチック(エアスプリング)化なども進んでいます。
また電子基板検査用などでは、バネの外径が0.1mm程度の極細バネも製作されています。意外に奥の深い形状といえます。荷重は、同じ外形であれば線径が大きくなるか,材料の引っ張り強度が上がれば高くなり、コイル径、巻き数が大きくなれば低くなります。
 
  2) 角線(断面)バネ圧縮コイルバネ

圧縮コイルバネの材料に、角線を使用したものです。
同じ大きさであれば○断面のバネより高い荷重を得ることが出来ます。
ただし材料が専用材となり、加工工程も難しくなりますので、高価となる傾向があります。材料断面形状が扁平であるもの (コイル径方向の長さが、バネ高さ方向の長さより大きいもの)はバネとしては製作されません。
 
  3) 円錐コイルバネ

バネが相手物に干渉する場合、密着高さを出来るだけ低くしたい場合(図のバネでは圧縮時、線同士が干渉しますのでこのメリットはありません)、 荷重変化を初期は低く、後半は高くしたい場合等に採用されます。
また、加工も専用芯金を使用したり、NCマシンでの加工となるため、やや高価になります。同様に、荷重特性が直線的でない形状(たわませるほど荷重が急角度で高くなる)形状には、以下のようなものがあります。また非常に特殊な例としては、線径を変化させるテーパコイルバネのようなものもあります。
 
  4) バネの端末形状
 圧縮コイルバネの違いには上記のほかに、端末形状の違いがあります。
         ( 圧縮コイルバネの端末形状 )


 ※上記掲載の図は日本ばね工業会「ばねの体系的分類」より引用しています。